引越し時に困るのが大型家電です。

家電の多くは自分で梱包をする必要があります。引越し業者としても引越し前に壊れたのかの判断をすることができません。そのため、保障をしていないことが多いです。

またはオプションとして保険をかける必要があります。しかし、万が一壊れたとしても新しい物を弁償してくれたり、購入時の金額が戻る訳ではありません。

もともと、購入した代金から原価償却と呼ばれる、耐用年数などから割り引いた率の金額が引かれます。そのため、新しく買い換えるような金額が戻ってくることはほとんどありません。

家電の引越し時には必ず梱包をしなければ壊れることも多いので注意をしましょう。

ここでは家電の引越しで梱包が必要な物について解説をしています。また、梱包方法についても詳しく解説をしていきます。

梱包を行った方が良い家電製品

基本的にはほとんどの家電については梱包をする必用が無いのが多いです。しかし、梱包をした方が良いものと言うのは少なからずあるのです。

それは割れやすい電化製品です。
割れやすい物を梱包無しで積み込むのであれば、ちょっとの衝撃で割れる可能性もありますし、梱包をしていないので、引越し業者も保障してくれないなんて場合もあります。

そのため、割れやすい家電製品に関しては梱包しておくようにしましょう。

テレビ(TV)

テレビは見ても分る通り全面のほとんどの部分が割れやすいものになります。
液晶テレビにしろ、プラズマテレビにしろ同じ事です。

それも高額でサイズが大きくなればなるほど、割れやすい部分の面積が多くなるので、壊れやすくなってしまいます。

大事にしたい物ほど壊れやすいのですね。
そのため、きちんと梱包するようにしましょう。

パソコン(PC)

パソコンは家電製品の中でも特に壊れやすいものです。

液晶画面の部分もそうなのですが、本体に関しても同じ事が言えます。

パソコンの中に入っているハードディスクなどはちょっとした衝撃で壊れやすいので、取り替えなければ使用が出来なくなると言う可能性も大いに考えられます。

そうなるとパソコンにもよるのですが、1万円、2万円の修理費がかかってしまいます。

パソコンに関してはデスクトップであれば液晶画面と本体の梱包を!!
ノートパソコンであれば本体の梱包をするようにしましょう。

梱包方法

梱包方法は非常に簡単です。
TVにしろ、パソコンにしろ同じ梱包方法で問題はありません。

毛布や掛け布団を使ってくるんであげれば、衝撃を吸収してくれるので、多少のことでは変われないです。

さすがに落としてしまったなどの状況であれば壊れる可能性はあるのですが、車の中のゆれで物同士が当たったとしてもちょっとの衝撃では壊れないです。

パッと包んで上げるだけの時間の掛からない方法なので、梱包しておくようにしましょう。

梱包がいらない電化製品

梱包がいらない家電製品は上記に上げた電化製品以外と思って頂ければ基本的には問題ないです。

もしも、特殊な割れやすい物、壊れやすい物をお持ちであれば梱包しておいた方が良いですが、一般的な家庭にあるものであれば上記のパソコンとTVだけ行っておけば問題ありません。

冷蔵庫や洗濯機に関しては水抜きさえ行っておけばそのまま梱包せずの状態で良いです。

また、電子レンジやオーブンなどもあまり割れたり壊れやすい物でもないので、そのままの状態で置いておけば引越し業者の方で壊れないように積み込みを行ってくれます。